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水中運動のメリット

水中運動と陸上運動の相違点

水は空気の約830倍の密度を持つので、水中運動では大きな抵抗を受け、運動量が大きくなります。
また、体に対する水のあたりがソフトで、運動量に比例して抵抗量が増加するため、関節などに大きな衝撃を与えずマッサージ効果もあります。


陸上と同じ姿勢・速度で歩いたとき、水中では最大で約28倍の抵抗を受けます。


水抵抗、水圧により運動時の筋収縮速度が陸上の1/4になり、筋肉痛を起こさないほか、呼吸機能(心肺機能)を強化する効果があります。


浮力の影響により平均感覚が発達すると同時に、陸上動作に対する抵抗筋群のトレーニングが出来ます。
また、水の中では体重が軽くなるため、関節部への負担が少ないの為、関節障害のある方でも楽に筋力トレーニングが可能になります。


体温より低い水温で運動するため、体温調節機能が発達し、消費カロリーが大きくなります。


リハビリの場合は、陸上動作への橋渡しとして水深を変化させる事が必要になります。 自宅プールの場合は、水深を手軽に調節することが出来ます。


水の抵抗は運動する人が自由に変えることが出来る為、自己筋力に応じた運動が可能です。(左右の筋力の違い等) また、関節可動域柔軟性の拡大現象が起こる為、普段使用しない筋肉の運動も可能になります。

水の特性と活用

ウォーターパワーとは?
水が持つ物理的特性(水圧・浮力・水温・抵抗)を意味し、水中での運動時に効果的に働きます。
さらに、「水流」「成分」をプラスする事により効果(運動)を増す事ができます。


水圧
水深50cmでは1.05気圧、1mでは1.1気圧と次第に大きくなり、この水圧により下半身の筋肉がMilkingActionを起こし静脈還流を促進し、心臓の負担を軽減します。
MilkingActionとは、筋肉が収縮・弛緩することによって、血流に対するポンプの働きをします。乳しぼりに似ていることから、Milking Actionと言われます。特に腓腹筋(ふくろはぎ)は第二の心臓とも呼ばれ、水圧によって血液循環を助けることが出来ます。


水の浮力
人間が胸のところまで水に入ると、重力が約70%減少されるため関節部などの負担が減り安心して運動が行えます。


水の抵抗
陸上と同じ姿勢で同じ速度の場合には、水中の身体は約28倍の抵抗を受けます。すなわち、水中を1m/sで進行するときの水の抵抗は、陸上を28 m/sで進行する力に相当するわけです。
また、水中で動かすスピードを変える事により自分に合った負荷で行えるため、筋肉を痛めることなく安全に行えます。


水温
水は、空気の約23倍の熱伝導率があり、陸上に比べてかなりの早さで体温が奪われます。
そのため水中にいるだけで、体温の低下を防ぐ為に体内のエネルギー生産が活発になり、少しの運動でエネルギー消費が効率よく行なえます。


成分
成分を変化させる事により,粘性、浮力、密度等が変わり、温熱効果、運動効果、抗菌消炎効果などが得られると同時に、リラックス効果など様々な活用ができます。なかでも、海水療法(タラソテラピー)は古い歴史があります。

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